修正した遺影写真と墓友と言う文化 死を他人と共有する事
- ieinet
- 8月, 21, 2017
- 遺影の知識
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墓友と言う言葉が、
じわじわと話題になりつつあります。
初めてその言葉を聞く人には、
何の事か分からず戸惑うかもしれませんが、
墓友とは、つまり、
一緒のお墓に入る人の事、
お墓友達、略して墓友です。
数年前から話題になり始め、
テレビ番組で特集されたことで、
一気にその存在が広がりました。
独り身で、葬儀や供養を頼める人がいない
子や孫の世代に、葬儀やお墓で負担を掛けたくない
諸事情から先祖代々のお墓に入りたくない
などの理由から、
墓友と一緒にお墓に入る事を望む人が増えてきています。
参加者は男性よりも女性の方が多く、
夫婦で仲間を作る人もいる様です。
共同墓地の説明会や、
老人ホームなどで知り合った人と個人的に墓友になるケースや、
大々的に仲間を募っている団体もあります。
墓友は、生前に共同墓地の購入や永代供養の契約を一緒に行い、
いつか来るその日まで、共に過ごしていける
友達以上の家族の様な仲間です。
気死に対する考えを共有できる気の合う存在なので、
一緒に趣味を謳歌したり
定期的に集まって食事会をしたりして
楽しい時間を過ごしているようです。
お墓と言うと暗い場所のイメージですが、
墓友は、お墓=シェアハウスの様な感覚なのかもしれません。
もし、子や孫など近い親族がいる場合は、
墓友との交流や準備も大切ですが、
家族の為に、遺影写真くらいは
修正して作っておくといいかもしれません。
生前に撮影し、修正した素敵な遺影写真でもいいですし、
遺影写真だけは家族に選んで修正して作ってもらいたいと
伝えておくのもいいですよね。
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